日本刀好きオヤジで〜ス。

日本刀の販売・日本刀の拵え製作などを行っているオヤジです。

全国の居合道の方々から注文を受けております。
刀装具の魅力
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    先日、焼き物収集家の以前にも当店を利用していただいた方が、立ち寄り伊万里焼を中心に熱心に品定めを行っておりました。
     その方は、骨董店を数多く見て回られているようで品物を手にする場合には、必ず
       「手にしてもいいですか?」
    と確認をされてから両手でしっかり品物を手にしてゆっくりご覧になります。
     私は、
       「焼き物のほかに何か蒐集されているのですか?」
    と尋ねると
       「根付けや金工物も好きであつめています。」
    とおしゃるので私は、椅子を勧めテーブルの上に金工の刀装具を数点並べご覧に入れました。
     そのお方は、1点1点品物を持ち上げ食い入る様にご覧になっているので私は、刀を鑑賞する際に使用する電球スタンドを点け拡大鏡を渡しました。
       「すごく細かい細工をしていますね。」
    とおしゃるので私は
       「そうですね。当然のことですけどそれらの物は、すべて人の手によって1つ1つ鏨で作られています。
        それも今の様に明かりもなく拡大鏡もない中で彫っていくのですから大変な作業になると思います。
        ですから当時は、今より遙かに高価で取引されていたと思います。」
    と話し魚子打ち・皺皮打ちなどの技法を説明するとそのお方は
       「へぇー。その説明を聞いて品物を見ると本当にすごいことがよく分かります。
        私の持っている物は、ほとんどが明治の煙草入れなどの金工細工でこれほど細かく彫刻されている   
        持っていません。
         これまでは、刀には興味がなく見る機会もなかったのですけどこうしてみるとすばらしい物です
        ね。」
    と大変関心を示され
        赤銅魚子に波頭図真鍮点象眼
        赤銅花図片切り彫り
        赤銅桃図真鍮象眼
        鉄皺皮地武具図真鍮象眼
    の離れ縁4点を1万円で購入して頂き、
       「今日は、大変勉強になりました。
        又、寄せてもらいます。」
    と丁寧にお辞儀をしてお帰りになりました。
     私自身、説明をしながら改めて当時の金工師の偉大さに気づかせて頂いた1日でした。

     
         
       
     
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    刀の選び方?
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       皆さんは、何を基準に刀を選んでいるのでしょう?

       一般的には

          値段

          有名な刀匠 
       
          鑑定書あるいは、認定書の付いている物

          刃紋の派手な物

          長さ

        等々様々だと思います。

         これらの中で騙されやすいのは、

          有名な刀匠

          鑑定書などが付いている物

        が危ないですね!

         当店にも良く刀を持ち込んできて

          「この刀買おうと思うのですがどうでしょうか?」

       と聞いてくる方がおりますが、私は

          「あなたは、この刀がよいと思ったのはどこですか?」

       と尋ねます。

          すると対外の方は、上記に記載した事柄をあげます。

       私は、刀選びの一番大切なことは

         * 何のために所持するのか。

           ゝ鏐腓濃藩僂垢襦

           観賞用にする。

           E蟷颪梁仂櫃砲垢襦

       これによっても必然的に選定方法は、違ってくると思います。

       この中で1番やっては行けないことは、

           投資の対象にする。

       ことだと思います。

        余程、刀を見る目を養わないとまず、ほとんどの人は騙されます。

       騙す方も巧妙ですからあらゆる手を使ってきます。

        最近一番、目にするのは

          つなぎ茎

       今は、溶接技術も良くなってきており、よく見ないと分からないものがあります。

          鎬筋、バランス、錆色

       等をよく観察することです。

        この手に掛かるのは、ネットオークションで購入された方が多いですね。

       私も刀の写真を撮っているので分かるのですが、けして写真だけで判断は出来ません。

       それをノークレーム・ノーリターンなんていい加減ですよ。

       勿論すべての出品者が、偽物を出品しているとは、言いませんが多いのも確かだと思います。

       ネットオークションは、価格も安く手に入れることも出来る利点はありますがそのリスクも大きいと

       思います。

        実物を手にして購入した人でさえ騙されているのですから写真だけで判断するのは大変危険で

       す。

        私も以前、ネットオークションに刀を出品したことがありますが、大赤字でした。

       赤字覚悟で出品するのであれば確実に売れると思うので良いと思うのですが、業者が赤字を出し

       てまで売ることは、けしてないと思います。

        まともな業者さんであれば最低価格を設定する等の自衛策を必ず取っていると思います。

       話が多少それましたが、

         刀を投資の対象

       して購入することは、あまりお勧めしません。

        次に多いのが、

          有名な刀匠

          鑑定書などが付いている

       と言うのも危険ですね。

        所詮、その刀を作刀しているところを見た方はいないのですから100パーセント分かるはずが

       ありません。

        実際、鑑定書が付いている物でも結構いい加減な物を目にします。

       現在の認定証についても”しかり”

      この点については、多くを語りませんが・・・・

       これらの情報をすべて取り去り自分は、こんな刀が好きだという物をしっかりと頭に入れて変な情

       報に惑わせられないことです。

        居合刀は、この点、選定しやすいですね

         自分にあった長さ・重さ・拵え

       などの条件が揃えば後は、

         価格

       しかないのですから選定は、割合簡単です。

        そこで欲を出して使い終わったら

         高く売る

       と考えるから騙される事になると思います。

        所詮、居合い刀に使用した物は、中古ですから早々高く売れることはないと思います。

       勿論、例外もありますが少ないと思います。

        総合的に言えることは、

          その刀に惚れ

          無理のない価格で購入

       することでしょうね。

        掘り出し物なんかなかなかありません。

       でも人間、欲がつい出てしまいがちですが・・・

        皆さん!騙されない様に気を付けましょう!
        



       
            
          
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